魔夜の娘はお腐り申し上げて
(本日の内容には、「BL」という単語が出てきます。苦手な方は回れ右でよろしくお願いいたします)
こんにちは。さつきです。
先日、面白い本を見つけて購入しました✨
それが、こちら。
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「魔夜の娘はお腐り申しあげて」
山田マリエ
もうタイトルから、ピンとくる人はきますよね(笑)
はい。ワタクシも、タイトルの中に入っておられるお名前の漫画家さんには、ちっこい頃からお世話になりました。
『パタリロ』は私の世代。今は『翔んで埼玉』って言えば、今の子たちにも通じるかしら。
その作家さんが、魔夜峰央さんですね。
その実の娘さんが描かれた漫画なのです。
もうね。読んでね。テーブル叩きながら、何度、
「わーかーるーーーーっ」
ってなったか(笑)
まず、感想をお話する前に、こちらのコミックでも魔夜さんとのお話とは別に軸になっている、BLなるものから触れなければなるまい。
ワタクシ、おそらく、結構なオバサンです。
山田マリエ氏は、私の知り合いの腐女子さんと考え方や、なんていうか、萌え方が似てるなぁ、と思ってググッたら、うおいうおい、年齢ドンピシャじゃないの!
ああ、なるほど。この年代の方のBLを嗜む「カタチ」をそこに見ました。
ワタクシも、初めて、BLもどきに触れたのは、何をかくそう、「パタリロ」のバンコランとマライヒですよ。
当時、まだちっちゃかったワタシクは、従兄弟たちと並んでパタリロのアニメを見ておりまして。
「い、いや、なんでこの人たち、男同士なのに……? あ、マライヒ、女の人だったっけ?」
って感じで、頭が追い付いていなかったのであります。
でもね。さすが………ていうか、ええ、暴露しちゃうと、さすが未来の腐女子(貴腐人)ね!
その時から、そういうのがドキドキしてたのね(えへ
とまぁ、そんな風なことが根底にあり、中学生になる頃には、どっぷり腐の沼におったワタクシですが。
でもね。やっぱりね。マリエさんの年代とは違うのよ。
だって。その頃、まだ「BL」だなんて言葉なかったんだもの。そんなの、オトナになってから出てきたんだもの。
当時は、このコミックにも出てきてましたが「やおい」という言葉だったんだもん。もしくは「JUNE」だとか「6月」とかだったんだもん!
ね。年代が違うでしょ。
だから、なんていうか、マリエさんの年代の萌え方って、眩しいのよ。キラキラするの。
私世代はどっちかっていうと、パパの魔夜さんに近いのかな。
いや、魔夜さんは美少年っっって感じの、あれだし。「ポーの一族」とか、もろだし。
私たぶん、魔夜さんと、マリエさんのちょうど中間的なところの萌えを嗜んでいた年代だと思います。
いや、前置きと暴露が長くなりましたが(笑)
そんなわけで、本当に読みながらね。
「わーかーるーーーーっ!!」
だったのよ(笑)
だって、私、今、そのマリエさんと同い年の娘ッこさんと、そういう会話でめっちゃ盛り上がってるから(笑)
マリエさんとトモりんさんとの会話が、もう本当にツボすぎて、お腹抱えて笑いましたし、前述のようにテーブル叩いて悶えました(笑)
ええと。コミックは四コマ漫画形式で進みます。
もちろん、パパの魔夜先生もちょくちょく出てきています。
魔夜先生一家のこと、BLのこと、なんかもう、いろんなものが詰め込まれた、最高にいろんな愛にあふれる作品ではないかと思うわけです。
いやあ、なんだろ。久々に心から笑ったし、悶えたし、そしてほっこりしました。
あと、絵もお上手! さすが、DNAは裏切らない。
これはあれだね。続刊……になるの?
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