【今年もこの日がやってきた】永遠なれ、レスリー・チャン
どうも、さつきです。
本日は、特別編。
コミックの感想ではなく、とある香港の俳優さんについて、語ります。
皆さんはご存知かな。
張國榮。
レスリー・チャンと言う名で日本では有名でしたね。
彼は、もう18年も前になるのか……。
18年前、2003年の今日、自ら命を絶ち、この世を去りました。
それはもうね。衝撃でしたよ。
だって、エイプリルフールだったでしょ?
彼の死を知った私の友人たちが、こぞって私に連絡をくれました。
「大丈夫?」とか「しっかりしてね」とか。
でもエイプリルフールだったので、嘘やろ、と思っていたわけです。
しかし、ニュースで見ちゃうんだな……。
もう、ショック以外なにものでもなかったですね。
すぐに、レスリーのファン仲間と一緒に、香港へ行ってお葬式に、と思っていたんですが、運悪く、ちょうど鳥インフルエンザが流行ってたんです。
当時はまだ結婚していたので、家族からダメをくらいまして。
行けなくて。
友人に気持ちだけ預けて行ってきてもらいました。
律儀なレスリーサイドは、ちゃんとちょこっとしたものを下さいましたよ。
凄いな、と思いました。
そんなレスリーが亡くなった後に、出版されたのが、こちら。
『レスリー・チャンのすべて』
レスリーのロングインタビューや、いっぱいいろんな写真が載ってます。
そして、ファンからの言葉も。
実は私の言葉も掲載されています。ありがたい。
なので、この本は宝物です。
あ。レスリーを全く知らない方でも、知ってるかもしれない作品をご紹介します。
『男たちの挽歌』
主演:チョウ・ユンファ
若い人たちは知らないかもしれないけど、ジャッキー・チェンが築いたカンフー映画全盛期を塗り替えた『香港ノワール』の先駆作品。
こちらのですね。ユンファ演じるマークの友、ティ・ロン演じるホーの弟がレスリーでした。キットという名前のね。
警察になったものの、兄貴がヤクザだったということで、出世ができいないと兄貴を恨むわけです。
そこから色々あって、第二部だったかな、三部だったかな。
死んじゃうの、キット……シクシク。
もう、本当、号泣したの覚えてるわ。
もっかい見たくなったな。見よう!
ちなみに、主題曲はレスリーが歌ってますよ✨
タイトルは『當年情』と言います。
実はこの曲。レスリーが亡くなった後、香港四天王と呼ばれる、レスリーなどの次世代の香港俳優の筆頭が集まり、アカペラで歌いました。レスリーを偲んで。
左からアーロン・クォック、ジャッキー・チュン、アンディ・ラウ、レオン・ライ。
そうそうたるメンバーです。
やだ。見直したら、涙が……(T_T)
あとは……、こちら。
『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』
やだ。私の年齢バレそうじゃん(笑)
いやあ、大ヒットしましたよね、この作品も。
そして、レスリーよりも、幽霊を演じたジョイ・ウォンが、日本のテレビに出ずっぱりだったのを、なんか覚えてます。幼心に(笑)
そして、私は、この時のこのツォイサンを演じたのがレスリーだとは知らなかったんですよね。
ファンになってから「マジかっ!」って驚いたのを覚えてます。
ちなみに、こちらも主題曲はレスリーが歌ってます。
やだ。レスリー若すぎて、可愛すぎる✨
また見たくなってきたな。見よう!
日本で爆発的に大ヒットしたのはこの二作品ぐらいかしら。
でも、こちらも忘れないでほしいのです。
日本の……一部の女性向け雑誌で紹介されていたのを覚えています。
京劇を舞台に、幼馴染に恋するレスリーが、美しくも儚く、生々しいところもあったりで、なんとも言えない作品です。
ちなみに、男性が男性に恋をするお話で、ラストがなかなかに衝撃的です。
いやあね。とにかくね。レスリーの女形が美しすぎて、もう……。
あとね、女形を演じているからか、動作のすべてが美しい。
表情や瞳の動き、指先にいたるまで、すべてが美しい!
うう、また見たくなってきたな。見よう!
ちなみに。私が一番大好きなレスリー映画は、こちら。
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『君さえいれば 金枝玉葉』
ちょっと……かなりプレミアム価格になっちゃってますね。
いやあ……持っててよかった💦
この映画はね。本当、こってこてだとは思うんだけど、なんか好きなんです。
レスリーの表情が好きなのかな。
こちらの主題歌も大好き過ぎる。カラオケで必ず歌います(笑)
好きだ。好きすぎる。
映画見たくなってきたな。よし、見よう!
他にも、彼は歌手としても素晴らしい才能を持っていました。
こちら、中国で公演を禁止された、問題の一曲をどうぞ。
確か、赤いヒールがいけないとか、口紅塗っちゃだめとか、そういう理由だったと思うんだよね。
見て下さい。97年ですからね。もう何年前よ。20年以上昔の記憶なので、本当に中止されたかどうかも謎です(笑)
私の記憶なんて、そんなもんなんです。
こちらのフルのDVDも、もちろん持ってます。全編通して、素晴らしい✨
亡くなる前、最後のコンサートだった「パッション」ツアー。
こちらの大阪公演にも、もちろん行きました。
あれが、生レスリーを見た最初で最後になりました。
とにかく。なんでしょう。
何年経っても、薄れないんですよね。凄さというか、強さというか、それでいて、はかなげというか。そういういろんなもの。
映画や歌は古びていくのかもしれないけど、レスリーの存在は古びていかないなぁ。
そして、毎年。この日がくると、私は彼を思い出して、たくさん歌を聴いて、たくさん映画を見るのです。
本当に。哥哥にもっかい会いたいです。
私は私が死ぬまで、そう思い続けるんだろうなぁ。
さて。最期にこちらをどうぞ。
いい感じにまとめて下さっています。
美しいレスリーがいます。
以上、番外編。失礼しました~!