【コミック】昴とスーさん【オススメ】
こんにちは、さつきです。
(ここまでが、以前のブログで掲載していた作品です。再録です)
毎日毎日なんでこんなに忙しいのってぐらい忙しいですね。
ドユコト?
さて。本日ご紹介します本は、こちら!
昴とスーさん 1巻 (ハルタコミックス) [ 高橋 那津子 ]
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『昴とスーさん』
高橋那津子 著
です。本日現在、4巻まで発売されています。
私のお気に入り、「ハルタ」で連載されているこのお話、なんかねー、すごくいいのよ✨
以下、あらすじです。
昴ことスーさんは、小学生の男の子。『姉』である澪と2人で暮らしています。
しかし、この二人には重大な秘密がっ。
実は、スーさんは澪の恋人で、本当はもっとずっと大人だった。
澪の二十一歳(だったと思う。多分)の誕生日の夜、スーさんは突然十歳の(だったと思う)男の子になってしまいました。
突然のことで何がなんだかわからない二人。それでも、いつか大人の昴に戻れると信じて、二人は一緒に暮らしていきます。
歳の差の恋人同士になってしまったものの、二人の間には確実に愛があって、互いにとても健気なのです。互いを思いやる心っていうの? それがひしひしと伝わってきて、なんとも切ない。
それでも、なるほど。そういう物語かぁ、なんて呑気に読んでいたら、事態は予想外の方向に展開!
ここからは少しネタバレになります。
読みたくない人は飛ばしてくださいね。
その次の年の澪の誕生日に、二人は昴が小さくなってしまった同じ場所、同じ天候の時に、そこへ向かいます。
しかし、昴の体は元に戻りませんでした。
絶望に近い思いを抱いてしまう二人ですが、思わぬ訪問者が現れます。
野球教室に通いだした昴の写真が、そのクラブ関係で新聞に載ったのです。その記事を大切に何度も読んでいる父に会ってほしいと、とある女性が訪ねてきたのでした。
澪は意を決してその老人を尋ねると……なんと、その老人は昴の実父だというのです。
そして、昴は過去に一度、……そしてもう一度。二回は同じ23歳の冬に小さくなってしまったという事実が判明しました。
今、澪と一緒にいる昴は、三回目の逆戻りをしてしまった昴だったのです。
ただ、過去の二回と違うのは、大人だった頃の記憶を過去の二回は忘れてしまっていましたが、今回はしっかりと覚えているということ。
実父曰く、今回は澪という守りたい、大切にしたいと思える相手が傍にいたからではないかと思う、とのこと。
ここで、次は五巻の発売を待たれるわけですが、いやはや。
なんて面白いのっ!!
ていうか、どういうことでこんなことになってるの!?
昴は今後どうなるの?
私が思うに、おそらくまた23歳まで元に戻らないんじゃないかなぁ。
ただ、それ以降はわかりません。
澪がずっとそばにいるだろうから、もしかしたら24歳になれるかもしれないじゃないですか。
そのころには澪も34歳ぐらいになっていますが、それぐらいの年の差なんて!
今のご時世にはよくあることです。
とにかく、今の状態でも二人の間にある愛情がはっきりと描かれていますし、それぞれの苦悩や葛藤なんかも描かれていて、読み応えのある作品ではないかと思っています。
超オススメです!
昴とスーさん 1巻 (ハルタコミックス) [ 高橋 那津子 ]
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